郊外移住が人気なわけではないと思う(鎌倉除く)

東京タワー方面

東京周辺への移住が増加しているらしい

埼玉県の転入超過が2020年4月~11月で1万1160人

埼玉県が「転入超過」全国1位 テレワーク普及が影響か

だったそうです。

先月、2020年4月~10月の転入超過が以下の順位だったというニュースがありましたので、それに追随したニュースになりますね。

  • 1位 埼玉  9704人
  • 2位 神奈川 8956人
  • 3位 千葉  7464人

ちなみに、上記のデータでは、逆に「東京が転出超過で、-8257人だった」ので、東京からの転出だけでなく、本来東京へ転入してくるはずの人が3県に転入したということになるかと思います。

好きで郊外に移住してる人ばかりではない

とはいえ、私が東京から鎌倉など神奈川に移住先を探しているのは、コロナ禍による都心の不動産価格の高騰が原因であって、好きで郊外にいこうとしているわけではありません。

新宿駅、渋谷駅などの主要駅から5駅程度離れた地域であっても、とても庶民が買えるような値段ではない価格になっており、築20年以内の都心のマンションであれば、新築時価格から1500万円ほど上げて売っているマンションなんてざらにあります。

快適な環境を求めて東京から出ていっているようなニュアンスのニュースが世の中に溢れていますが、本当にそうでしょうか?
もちろん新築がマンションも戸建も減ったことによる高騰もあるとは思いますが、コロナ禍だからこそ金を持ってる東京が安心ですし、電車にできるだけ乗りたくないので都心の方がいいというのが価格に表れていると思っています。

ただ、この先が見えない状況の中で、高いところに住めないという考える人もいると思いますし、私のようにバブった価格の東京の不動産を買いたくないという人もいると思います。
私が鎌倉に注目しているのは、郊外への移住ブーム(のようなもの)が終わろうがブランド力があるので、高値掴みになる可能性が低いのではないかと考えているからです。

暮らしやすさだけを求めて鎌倉移住を検討している人ばかりではないと思っています。

東京郊外 50km~100km圏内が人気らしい

そして、関連するこのニュースですが、

東京郊外へ移住じわり 都心100キロ圏内に関心

都心50~100キロ圏内に関心が集まっているというニュースで、まあ同じようなニュースですね。
都心からの距離というのは、日本橋からの道路による距離と、東京駅からの鉄道による距離に2パターンがあるようです。

鎌倉の場合は、鎌倉駅がどちらもほぼ50kmとなります。藤沢駅もほぼ50kmですので、海沿いで見ると、その人気の50km圏というのは藤沢・鎌倉あたりからスタートしているようです。

100キロはどのへん?って話ですが、小田原は、道路だと81km、鉄道だと84kmです。
神奈川の西の端の湯河原駅が鉄道でも道路でも約99kmなので、神奈川県はほぼ100km圏内に入るということになりそうです。

藤沢・鎌倉 ~ 湯河原・三浦半島あたりに関心

ということになるかと思いますが、鎌倉を除いて、特に人気になっているわけではないと考えています。広めに見ていかないと高くて話にならないから関心の範囲が広がっていると思います。

とはいえ、前述の通り、鎌倉は別格ですし、こういう状況で鎌倉の住宅人気が下がる要素はないように思います。選択肢がない状況は続きそうですので、湘南モノレール沿いまで候補を広げるか、結構悩んでいます。

大体、不動産会社の年始は1/7スタートのようなので、もう数日間様々なニュースに惑わされながら過ごしたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です